正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
筋収縮には、関節が動かない等尺性収縮と、関節が動く等張性収縮(求心性・遠心性)があります。
筋力増強訓練の方法は、徒手筋力テスト(MMT)の段階に合わせて選びます。
【選択肢別解説】
1:○ 記述が誤りです。
等尺性運動は筋の長さが変わらず、関節の動きを伴わない運動です。
2:× 記述は正しいです。
遠心性収縮は筋が力を出しながら引き伸ばされる収縮で、物をゆっくり下ろすときなどにみられます。
3:× 記述は正しいです。
等速性運動は関節の角速度を一定に保つ運動で、専用の機器を用いて行います。
4:× 記述は正しいです。
MMT2は重力を除けば全可動域を動かせる段階で、重力を除いた肢位での自動運動や自動介助運動を行います。
5:× 記述は正しいです。
MMT3は重力に抗して全可動域を動かせる段階で、抵抗を加えない自動運動を行います。
【ポイント】
MMT1以下は他動運動、2は自動介助運動、3は自動運動、4以上は抵抗運動が目安です。
等尺性運動は関節を動かせない場合や関節に負担をかけたくない場合に用いられます。
【用語】
等尺性運動:筋の長さを変えずに力を発揮し、関節の動きを伴わない運動である。
遠心性収縮:筋が力を出しながら引き伸ばされる収縮で、物をゆっくり下ろす動作などでみられる。
等速性運動:関節を動かす速度を機器で一定に保ちながら行う運動である。
MMT:徒手筋力テストの略称で、筋力を徒手的に0から5の段階で評価する検査である。
自動介助運動:自分の力で動かしつつ、足りない力を他人や器具の助けで補う運動である。