正答4
解説
正解は4です。
音韻意識は、ことばを音の単位(日本語ではモーラ)に分けて意識し、操作する能力です。
読み書きの習得の基盤となる力です。
この問題は音韻意識の課題でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× 抽出は音韻意識の課題です。
「りんごの最初の音は何か」のように、語の中の特定の位置の音を取り出させます。
2:× 分解は音韻意識の課題です。
語を1音ずつ区切って言わせたり、音の数だけ手をたたかせたりします。
3:× 削除は音韻意識の課題です。
「たまごから『ま』を取ると何になるか」のように、特定の音を除いた語を言わせます。
4:○ 表記は音韻意識の課題ではありません。
音を文字で書き表すことは、音韻意識を土台にした書字の能力です。
5:× 混成は音韻意識の課題です。
ばらばらに提示した音を合わせて1つの語にさせます。
【ポイント】
音韻意識の課題には、ほかに逆唱(語を後ろから言う)や、しりとりなどがあります。
文字を使わずに音だけで操作させるのが音韻意識課題の特徴です。
【用語】
音韻意識:ことばが音のまとまりで構成されていることに気づき、その音を操作できる力を指す。
抽出:ことばの中から、特定の位置の音を取り出す音韻意識の課題である。
分解:ことばを構成する音を、1音ずつに分けて答える音韻意識の課題である。
削除:ことばの一部の音を取り除いた残りの音を答える、音韻意識の課題である。
混成:ばらばらに示した音を合わせて、1つの語にまとめる音韻意識の課題である。