正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
尺度水準は、測定値がもつ性質によって名義尺度・順序尺度・間隔尺度・比率尺度に分けられます。
組合せの2つの指標が、同じ水準の尺度かどうかを判断します。
【選択肢別解説】
1:○ 尺度水準が異なります。
語音明瞭度は正答した割合(%)なので比率尺度です。
会話明瞭度は「よくわかる」から「全くわからない」までの5段階評価なので順序尺度です。
2:× 尺度水準は同じです。
知能指数も発達指数も、年齢に対する発達の程度を数値化した指数です。
どちらも一般に間隔尺度として扱われ、0が「知能や発達がない」ことを意味しないため比率尺度ではありません。
3:× 尺度水準は同じです。
ソーン尺度(音の大きさ)もメル尺度(音の高さ)も、感覚の大きさの比を直接判断させて作られた比率尺度です。
4:× 尺度水準は同じです。
バーセル指数も機能的自立度評価法(FIM)も、日常生活動作の自立度を段階で評価して合計する順序尺度です。
5:○ 尺度水準が異なります。
ラウドネスレベル(phon)は、1kHzの純音と同じ大きさに聞こえる音圧レベルで表したもので、大きさの順序を表す順序尺度とされます。
音圧(Pa)は物理量で、ゼロが「音圧がない」ことを意味する比率尺度です。
【ポイント】
phonの値が2倍になっても、音の大きさが2倍に聞こえるわけではありません。
音の大きさの比を表せるのはsoneであり、phonとsoneの違いは頻出です。
【用語】
尺度水準:測定値が持つ性質の違いにより、名義・順序・間隔・比率の4つに分けた区分である。
語音明瞭度:聞き取った語音のうち、正しく聞き取れた割合を表す指標である。
ソーン尺度:音の大きさの感覚を、感覚量の比例関係で表した尺度である。
メル尺度:音の高さの感覚の比をもとに作られた尺度で、1000Hz・40dBの純音の高さを1000メルとする。
バーセル指数:食事や移動など日常生活動作の自立度を、点数で評価する指標である。
会話明瞭度:会話がどの程度聞き手に了解できるかを、5段階で評定する指標である。