正答2
解説
正解は2です。
新生児期にみられる原始反射と、生後しばらくして出現する反応を区別する問題です。
この問題は原始反射でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:× モロー反射は原始反射です。
頭部を急に後方へ落とすと、両腕を広げてから抱きつくような動きをします。
2:○ パラシュート反射は原始反射ではありません。
生後9か月ごろに出現する保護伸展反応で、生涯持続します。
3:× 吸啜反射は原始反射です。
口に入った指や乳首を規則的に吸う反射で、哺乳に欠かせません。
4:× 把握反射は原始反射です。
手のひらや足の裏を圧迫すると指を曲げて握りしめます。
5:× 側弯反射(ガラント反射)は原始反射です。
背骨の脇の皮膚をこすると、こすった側へ体幹が曲がります。
【ポイント】
原始反射は出生時からあり、発達とともに消えていきます。
パラシュート反射やホッピング反応などの姿勢反応は、成長とともに現れて消えない点が対照的です。
【用語】
原始反射:新生児期に特有で、脳の成熟とともに自然に消えていく反射の総称である。
モロー反射:頭の位置が急に変わると、両腕を広げてから抱きつくように動かす反射である。
パラシュート反射:体を前に傾けると、とっさに両腕を伸ばして体を支えようとする保護反応である。
吸啜反射:口に入った物を吸う反射で、哺乳に欠かせない原始反射である。