正答2
解説
正解は2です。
動機づけの基本用語を問う問題です。
行動は、内部の欲求(動因)と、外部にあって行動を引きつける対象(誘因)によって起こります。
【選択肢別解説】
1:× 要求水準は社会的欲求の水準ではありません。
課題に取り組む前に、自分がどの程度の成績を目指すかという目標の水準のことです。
2:○ 正しい記述です。
食物は空腹という動因を満たす外部の対象であり、食行動を引き起こす誘因です。
3:× コンフリクトは基本的な情動ではありません。
2つ以上の欲求や目標が同時に存在し、選べずに葛藤する状態を指します。
4:× 内発的動機づけは賞や罰を必要としません。
活動そのものへの興味や楽しさから生じる動機づけで、賞や罰に基づくのは外発的動機づけです。
5:× 性の動機づけは個体維持ではなく、種族維持のための動機づけです。
個体維持的な動機づけには飢えや渇きがあります。
【ポイント】
レヴィンのコンフリクトには、接近-接近型、回避-回避型、接近-回避型があります。
外的な報酬を与えると、内発的動機づけがかえって低下することがあります(アンダーマイニング効果)。
【用語】
要求水準:課題に取り組む前に、自分が達成しようと目標とする水準のことである。
誘因:行動を引き起こす、外部にある目標となる対象や刺激のことである。
コンフリクト:同時に存在する複数の欲求や目標のあいだで選べずに葛藤する状態である。
内発的動機づけ:活動そのものへの興味や楽しさから生じる動機づけである。