正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
予防接種には、予防接種法に基づき公費で行う定期接種と、希望者が受ける任意接種があります。
出題当時(2021年)の小児の予防接種の区分が問われています。
【選択肢別解説】
1:× インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンは定期接種です。
2013年から定期接種になりました。
2:× 小児用肺炎球菌ワクチンは定期接種です。
Hibと同じく2013年から定期接種になりました。
3:○ 小児のインフルエンザワクチンは任意接種です。
インフルエンザの定期接種は65歳以上などの高齢者が対象です。
4:○ ムンプス(おたふくかぜ)ワクチンは任意接種です。
ムンプスは片側性の高度感音難聴の原因になるため、接種が推奨されています。
5:× 風疹ワクチンは定期接種です。
麻疹と混合したMRワクチンとして1歳と小学校入学前の2回接種します。
【ポイント】
ムンプス難聴は治りにくく、言語聴覚士にとって重要な予防対象です。
先天性風疹症候群の予防のため、風疹ワクチンの接種も重要です。
【用語】
任意接種:法律で接種が定められておらず、希望する人が自己負担で受ける予防接種である。
定期接種:予防接種法に基づいて市区町村が実施する、公費負担の予防接種である。
ムンプスウイルス:おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の原因となるウイルスである。
インフルエンザ菌b型:小児の細菌性髄膜炎などの原因となる細菌で、Hibとも略される。