正答5
解説
正解は5です。
認知行動療法(考え方と行動の癖を修正する心理療法)の代表的な技法を問う問題です。
この問題は認知行動療法の技法でないものを選ぶので、○ が答え(認知行動療法の技法ではないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× セルフモニタリングは、自分の思考・感情・行動を記録して客観的に把握する、認知行動療法の基本技法です。
2:× 認知再構成法は、否定的な自動思考を見直し、より柔軟で現実的な考え方に置き換える技法です。
3:× 行動活性化は、喜びや達成感を得られる活動を計画的に増やして気分を改善する技法で、うつ病によく用いられます。
4:× ソクラテス式質問法は、治療者が質問を重ねて、患者自身に考えの根拠や別の見方を気づかせる技法です。
5:○ コラージュ法は認知行動療法の技法ではありません。
雑誌の写真などを切り貼りして作品を作る芸術療法(表現療法)の一つです。
【ポイント】
認知行動療法は「記録して気づき、考えを検討し、行動を変える」という構造をもちます。
箱庭療法・コラージュ法・描画法などは芸術療法として区別しましょう。
【用語】
認知行動療法:ものの考え方(認知)と行動に働きかけて、気分や症状の改善を図る心理療法である。
セルフモニタリング:自分の行動や考え、気分を自分で観察して記録する技法である。
認知再構成法:偏った考え方に気づき、より現実的な考え方に置き換えていく技法である。
行動活性化:楽しみや達成感を得られる活動を増やして、気分の改善を図る技法である。
ソクラテス式質問法:質問を重ねて、本人が自分の考えの根拠や別の見方に気づくよう導く技法である。
コラージュ法:雑誌などの切り抜きを台紙に貼って作品をつくる、表現を用いた心理療法である。