正答1
解説
正解は1です。
各パーソナリティ障害と、その特徴的な傾向の対応を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組み合わせです。
関係念慮は、無関係な出来事を自分に関係づける考えで、統合失調型パーソナリティ障害の特徴です。
回避性パーソナリティ障害の中心は、批判や拒絶を恐れて対人関係を避けることです。
2:× 正しい組み合わせです。
境界性パーソナリティ障害では、相手を極端に理想化したり、急にこき下ろしたりします。
3:× 正しい組み合わせです。
強迫性パーソナリティ障害では、秩序や完璧さへのこだわりが強く、柔軟性を欠きます。
4:× 正しい組み合わせです。
自己愛性パーソナリティ障害では、自分を特別な存在と考える誇大性と、賞賛への欲求がみられます。
5:× 正しい組み合わせです。
反社会性パーソナリティ障害では、他者の権利を無視し、利益や快楽のために嘘をつく虚偽性がみられます。
【ポイント】
回避性は「拒絶への恐れから避ける」、統合失調型は「奇妙な考えや関係念慮」が特徴です。
境界性の「理想化とこき下ろし」は頻出のキーワードです。
【用語】
関係念慮:周囲の無関係な出来事を自分に関係づけて考えることで、妄想ほど確信は強くない。
理想化:相手を実際以上にすばらしい存在だと見なす心の働きである。
誇大性:自分を実際以上に優れた特別な存在だと考える傾向のことである。
反社会性パーソナリティ障害:他者の権利を無視し、社会の規範を守らない行動が続くパーソナリティ障害である。