正答4
解説
正解は4です。
障害や症状と、それを評価する代表的な検査法の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 誤りです。
MMT(徒手筋力テスト)は筋力の評価法です。
意識障害の評価にはJCSやGCSを用います。
2:× 誤りです。
JCS(ジャパン・コーマ・スケール)は意識障害の評価法です。
認知機能の評価にはMMSEや改訂長谷川式簡易知能評価スケールを用います。
3:× 誤りです。
WAIS-Ⅲ(ウェクスラー成人知能検査第3版)は知能の評価法です。
筋力の評価にはMMTを用います。
4:○ 正しい組み合わせです。
Modified Ashworth Scale(修正アシュワース尺度)は、他動的に関節を動かしたときの抵抗で痙縮の程度を段階評価します。
5:× 誤りです。
Hugh-Jones分類は呼吸困難の程度の評価法です。
パーキンソニズムの評価にはHoehn-Yahrの重症度分類などを用います。
【ポイント】
評価法は「何を測るか」とセットで覚えることが大切です。
MMTは筋力、JCSとGCSは意識、MASは痙縮、Hugh-Jonesは呼吸困難、Hoehn-Yahrはパーキンソン病の重症度です。
【用語】
MMT:徒手筋力テストの略で、検者の手による抵抗を使って筋力を段階的に判定する検査である。
JCS:ジャパン・コーマ・スケールの略で、意識障害の程度を段階で表す日本の尺度である。
痙縮:筋を速く伸ばしたときに抵抗が強まる、上位運動ニューロンの障害による筋緊張の亢進である。
Hugh-Jones分類:息切れなどの呼吸困難の程度を、日常生活での動作を基準に段階づける分類である。