正答4
解説
正解は4です。
この問題は運動単位に含まれないものを選ぶので、○ が答え(運動単位に含まれないもの)です。
運動単位とは、1個の運動ニューロンと、それが支配するすべての筋線維をまとめた単位です。
運動ニューロンの細胞体から筋線維までの経路に含まれる構造かどうかで判断します。
【選択肢別解説】
1:× 運動単位に含まれます。
運動ニューロンに支配される筋線維群は、運動単位の効果器そのものです。
2:× 運動単位に含まれます。
軸索は運動ニューロンの細胞体から筋線維まで興奮を伝える部分です。
3:× 運動単位に含まれます。
神経筋接合部は軸索の終末と筋線維がつながる部位で、アセチルコリンにより興奮を伝えます。
4:○ 運動単位に含まれません。
脊髄神経節(後根神経節)には感覚ニューロンの細胞体があります。
運動ではなく感覚の情報を伝える経路の一部です。
5:× 運動単位に含まれます。
脊髄前角細胞は下位運動ニューロンの細胞体であり、運動単位の起点です。
【ポイント】
運動単位は「前角細胞・軸索・神経筋接合部・筋線維」の4つで構成されます。
後根(感覚)と前根(運動)の区別を押さえておきましょう。
【用語】
神経筋接合部:運動神経の終末と筋線維が接する部位で、アセチルコリンを介して興奮が筋に伝わる。
脊髄神経節:脊髄の後根にある膨らみで、感覚ニューロンの細胞体が集まっている。
脊髄前角細胞:脊髄の前角にある下位運動ニューロンの細胞体で、筋へ運動の指令を送り出す。
軸索:神経細胞の細胞体から長く伸びて、興奮を遠くまで伝える突起である。