正答2
解説
正解は2です。
小児の検査のうち、文の読解力を評価できるものを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× DN-CASは、プランニング、注意、同時処理、継次処理の4つの認知機能を測る検査です。
文の読解力は評価しません。
2:○ KABC-Ⅱは、認知尺度と習得尺度からなる検査です。
習得尺度に語彙・読み・書き・算数が含まれ、読みの課題で文の読解力を評価できます。
3:× 新版構文検査小児版は、文を聞いて絵を選ぶことで、文法の理解の方略を評価する検査です。
聴覚的な文の理解をみる検査で、読解力を評価するものではありません。
4:× 小学生の読み書きスクリーニング検査は、ひらがな・カタカナ・漢字の音読や書き取りの正確さと速さを調べます。
文の読解力は評価しません。
5:× LCスケールは、乳幼児期の言語とコミュニケーションの発達を評価する検査です。
文の読解力は評価しません。
【ポイント】
KABC-Ⅱは知能検査でありながら、読み書きや算数の習得度を測れることが特徴です。
学習障害が疑われる子どもの評価でよく用いられます。
【用語】
DN-CAS:同時処理や継次処理など、認知の特性を調べる認知評価システムである。
KABC-Ⅱ:認知能力と習得度の両方を測定できる、子ども向けの心理・教育アセスメントバッテリーである。
新版構文検査小児版:文の構造がどの程度わかっているかを調べる、小児向けの構文理解の検査である。
小学生の読み書きスクリーニング検査:小学生の文字の読みや書きの習得状況を簡便に調べる検査である。
LCスケール:言語・コミュニケーション発達スケールの略称で、乳幼児期の言語理解・言語表出・コミュニケーションを評価する検査である。