正答1
解説
正解は1です。
自閉スペクトラム症などの評価に用いる検査・課題と、その特徴の対応を問う問題です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組み合わせです。
CARS(小児自閉症評定尺度)は、専門家が子どもの行動を直接観察して評定する尺度です。
親への面接を中心とする検査ではありません。
2:× 正しい組み合わせです。
M-CHAT(乳幼児期自閉症チェックリスト修正版)は、1歳6か月前後で保護者が回答する早期発見のための質問紙です。
3:× 正しい組み合わせです。
PARS-TRは保護者への面接で行う評定尺度で、対人関係やこだわりなどの特性を評価します。
4:× 正しい組み合わせです。
スマーティ課題は、お菓子の箱に別の物が入っている状況で他者の誤信念を問う、心の理論の課題です。
5:× 正しい組み合わせです。
ストレンジストーリーは、冗談や皮肉、うそなどの言外の意味を理解できるかを調べる課題です。
【ポイント】
親面接で行うのはPARS-TR、行動観察で評定するのはCARSと区別しましょう。
心の理論の課題には、サリーとアン課題、スマーティ課題、ストレンジストーリーがあります。
【用語】
CARS:行動の観察をもとに自閉症の程度を評定する検査で、小児自閉症評定尺度のことである。
M-CHAT:乳幼児期自閉症チェックリスト修正版の略で、保護者が回答して自閉症の可能性を早期に見つける質問紙である。
PARS-TR:親面接式自閉スペクトラム症評定尺度テキスト改訂版の略で、保護者への面接で特性を評定する尺度である。
スマーティ課題:お菓子の箱に別の物が入っていたとき、他人がどう思うかを尋ねて心の理論を調べる課題である。
ストレンジストーリー:冗談や皮肉などの場面を読ませて、相手の意図の理解を調べる課題である。
心の理論:他者の考えや気持ちを推測して理解する能力で、発達とともに身につく。