正答2
解説
正解は2です。
熱傷面積を簡便に見積もる法則を問う問題です。
幼児や小児は体に比べて頭が大きいため、成人とは異なる配分を用います。
【選択肢別解説】
1:× 7の法則という熱傷面積の算定法は一般的ではありません。
2:○ 5の法則は幼児・小児に用いられます。
体の各部位を5の倍数の割合で見積もり、頭部の割合を成人より大きく設定しています。
3:× 9の法則は主に成人に用いる方法です。
頭部、各上肢を9%、体幹前面と後面、各下肢を18%、陰部を1%とします。
4:× 11の法則という算定法は一般的ではありません。
5:× 3の法則という算定法は一般的ではありません。
【ポイント】
成人は「9の法則」、幼児・小児は「5の法則」と覚えます。
より正確に年齢差を反映する方法としてLund & Browderの法則、狭い範囲には手掌法(患者の手のひら約1%)もあります。
【用語】
9の法則:成人の熱傷面積を、体の部位ごとに9%の倍数で見積もる簡便な方法である。
熱傷:熱や化学物質などによって皮膚や粘膜が損傷を受ける、いわゆるやけどである。
Lund & Browderの法則:年齢による体の各部位の比率の違いを表にして、熱傷面積をより正確に求める方法である。
手掌法:患者自身の手のひらの面積を基準に、比較的小さな熱傷の範囲を見積もる方法である。
5の法則:幼児や小児の熱傷面積を、体の部位ごとに5%の倍数で見積もる簡便な方法である。