正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
小児の発達・知能・言語検査の実施方法と結果の表し方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× KIDS乳幼児発達スケールは子どもに直接実施する検査ではありません。
保護者など子どもをよく知る人が質問紙に回答する形式です。
2:× 絵画語い発達検査(PVT-R)は、4枚の絵の中から聞いた語に合う絵を選ばせます。
6枚ではありません。
3:○ WISC-Ⅳでは、言語理解・知覚推理・ワーキングメモリー・処理速度の4つの指標得点が得られます。
これらの合成得点と全検査IQで知的能力を多面的に評価します。
4:○ 新版K式発達検査2001では、姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の領域ごとに発達年齢を算出できます。
発達年齢から発達指数も求められます。
5:× 言語発達遅滞検査(国リハ式〈S-S法〉)は0歳前半からは適用しません。
おおむね1歳前後の発達段階から、言語未習得の子どもを主な対象とします。
【ポイント】
質問紙で保護者に答えてもらう検査(KIDS・津守式など)と、子どもに直接実施する検査を区別しましょう。
WISC-Ⅳは4つの指標得点、WISC-Ⅲまでの言語性・動作性IQとの違いも頻出です。
【用語】
KIDS乳幼児発達スケール:保護者など身近な人が質問に答えて、乳幼児の発達を評価する検査である。
絵画語い発達検査:聞いた語に合う絵を選ばせることで、語彙の理解力を調べる検査である。
WISC-Ⅳ:児童を対象にしたウェクスラー式の知能検査の第4版である。
合成得点:下位検査の得点を合算して求める、全検査IQや指標得点などの得点である。
新版K式発達検査2001:姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の3領域で発達を評価し、発達年齢を求める検査である。
言語発達遅滞検査:言語記号と事物の関係に着目して、言語発達の段階を評価する検査である。