正答3
解説
正解は3です。
この問題は直接的に関与しないものを選ぶので、○ が答えです。
機能障害(言語機能などそのものの障害)の回復の見通しを左右する因子を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 直接的に関与します。
本人の意欲は訓練への参加や自主練習の量を左右し、回復に影響します。
2:× 直接的に関与します。
一般に若いほど脳の可塑性が高く、機能障害の回復がよいとされます。
3:○ 直接的には関与しません。
病前の趣味は、訓練の題材選びや生活の目標設定には役立ちます。
しかし、機能障害の回復の程度を直接左右する因子ではありません。
4:× 直接的に関与します。
例えば失語症では、タイプ(流暢性か非流暢性か、全失語かなど)によって回復の経過が異なります。
5:× 直接的に関与します。
初期の重症度が高いほど、回復に時間がかかり、残存する障害も大きくなりやすいです。
【ポイント】
予後予測では、年齢・病巣の部位と大きさ・障害のタイプと重症度・発症からの期間・意欲などを考慮します。
趣味や生活歴は、活動や参加の目標を立てるときに重視する情報です。
【用語】
予後予測:病気や障害が今後どのような経過をたどるかを、前もって見通すことである。
機能障害:心身機能の問題のことで、言語や聴覚などの働きそのものに生じた障害を指す。
可塑性:脳が損傷や経験に応じて、構造や機能を変える性質である。