正解を3つ選んでください。
正答1・2・5
解説
正解は1と2と5です。
言語聴覚士法では、言語聴覚士は医師または歯科医師の指示の下に診療の補助を行えると定めています。
法律には嚥下訓練と人工内耳の調整が明記されています。
さらに施行規則で、機器を用いる聴力検査・聴性脳幹反応検査・音声機能検査などの検査、耳型の採取、補聴器装用訓練などが定められています。
【選択肢別解説】
1:○ 純音聴力検査は、機器を用いる聴力検査として施行規則に定められた診療の補助です。
2:○ 補聴器装用訓練は、施行規則に定められた診療の補助です。
3:× 図版を用いた呼称訓練は、言語聴覚士本来の業務である言語訓練です。
診療の補助として列挙された行為ではないため、医師の指示は法律上必須とされていません。
4:× 職場復帰のための環境調整は、指導・助言や連携の業務です。
診療の補助には含まれません。
5:○ 嚥下訓練は、言語聴覚士法の本文に明記された診療の補助です。
【ポイント】
診療の補助は、身体に影響を与えるおそれのある行為として医師・歯科医師の指示が必要なものです。
嚥下訓練・人工内耳の調整・機器を用いる聴力検査・耳型の採取・補聴器装用訓練を押さえておきましょう。
【用語】
診療の補助:医師などの指示のもとで行う、診療に付随した医療行為である。
純音聴力検査:純音を聞かせて、聞こえる最小の音の大きさを周波数ごとに調べる検査である。
補聴器装用訓練:補聴器を使いこなして聞き取れるようにするための訓練である。
嚥下訓練:飲み込みの機能を改善する訓練で、食べ物を使うものと使わないものがある。