正答1
解説
正解は1です。
知覚の異常の種類と、思考の異常の種類を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 錯覚は、実際に存在する対象を誤って知覚することです。
例えば、壁の染みを人の顔と見誤るような体験です。
2:× 幻覚は、実際には存在しない対象を知覚することです。
対象が存在しない点で錯覚と異なります。
3:× 連想は、ある観念から別の観念が次々に浮かぶ思考の働きです。
知覚の誤りではありません。
4:× 妄想気分は、周囲が何となく不気味で何かが起こりそうだと感じる体験です。
思考(妄想)の異常に分類され、知覚の誤りではありません。
5:× 妄想着想は、根拠なく突然ある考えが確信として浮かぶことです。
これも思考の異常であり、知覚の誤りではありません。
【ポイント】
対象が「あるのに誤る」のが錯覚、「ないのに知覚する」のが幻覚です。
妄想気分・妄想知覚・妄想着想は一次妄想として思考の異常に入ります。
【用語】
錯覚:実際にある対象を、別のものに見間違えるなど誤って知覚する体験である。
幻覚:対象が存在しないのに、見えたり聞こえたりするように知覚する体験である。
妄想気分:周囲が何となく不気味で、何か重大なことが起こりそうだと感じる漠然とした体験である。
妄想着想:根拠のない考えが突然浮かび、それを確信してしまう体験である。