正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
代表的な評価法・分類法に「買い物」の項目が含まれるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× FIM(機能的自立度評価法)には買い物の項目はありません。
セルフケア・排泄・移乗・移動・コミュニケーション・社会的認知の18項目で構成されます。
2:× Barthel Indexにも買い物の項目はありません。
食事・移乗・整容・トイレ動作・入浴・歩行・階段・更衣・排便・排尿の10項目です。
3:○ IADL(手段的日常生活動作)評価法には買い物が含まれます。
代表的なLawtonの尺度は、電話・買い物・食事の準備・家事・洗濯・交通手段・服薬・金銭管理を評価します。
4:○ ICF(国際生活機能分類)には買い物が含まれます。
「活動と参加」の家庭生活の中に、物品とサービスの入手として買い物が分類されています。
5:× MMSE(Mini-Mental State Examination)は認知機能のスクリーニング検査です。
見当識・記銘・計算・想起・言語などを評価し、買い物の項目はありません。
【ポイント】
FIMとBarthel Indexは基本的ADL、Lawtonの尺度は手段的ADL(IADL)の評価法です。
買い物・調理・金銭管理などはIADLに含まれると整理しましょう。
【用語】
IADL:手段的日常生活動作の略で、買い物や金銭管理など、自立した生活に必要な応用的動作の総称である。
FIM:機能的自立度評価法の略で、運動と認知の18項目を介助量で採点する評価法である。
Barthel Index:食事や移乗など10項目の日常生活動作を点数化して評価する、代表的なADL評価法である。
MMSE:ミニメンタルステート検査の略で、記憶や見当識など認知機能を簡便に調べる検査である。