正答2
解説
正解は2です。
この問題は特徴でないものを選ぶので、○ が答え(特徴に当たらないもの)です。
うつ病の病前性格として、テレンバッハのメランコリー親和型性格と、下田光造の執着気質が知られています。
【選択肢別解説】
1:× 特徴に当たります。
メランコリー親和型性格は、秩序を重んじ、几帳面であることが中核です。
2:○ 特徴に当たりません。
メランコリー親和型性格の人は他者に配慮し、対人関係の調和を大切にします。
人付き合いが悪いという特徴ではありません。
3:× 特徴に当たります。
秩序に縛られるため、転勤や昇進などの環境の変化に適応しにくく、発病のきっかけになりやすいとされます。
4:× 特徴に当たります。
仕事熱心で勤勉なことは、メランコリー親和型性格と執着気質の両方に共通する特徴です。
5:× 特徴に当たります。
責任感が強く、何事もいい加減にできないことが特徴です。
【ポイント】
執着気質は、熱中性・徹底性・几帳面・強い正義感や責任感を特徴とします。
人付き合いを避ける傾向は、むしろ統合失調症の病前性格とされる分裂気質の特徴として挙げられます。
【用語】
病前性格:病気を発症する前から本人がもっていた性格の傾向を指す。
メランコリー親和型性格:秩序を重んじ、几帳面で他者への配慮が強い性格で、テレンバッハがうつ病の病前性格として示した。
執着気質:熱中性、徹底性、几帳面、強い責任感を特徴とする性格で、下田光造が提唱した。