正答4
解説
正解は4です。
音声障害の評価法を、誰が何を評価するかで区別する問題です。
自覚的評価法とは、患者本人が自分の声の問題を評価する方法です。
【選択肢別解説】
1:× GRBAS尺度は、検査者が声を聞いて評価する聴覚心理的評価です。
患者本人が評価する自覚的評価ではありません。
2:× PPQ(周期変動指数)は、声の基本周期のゆらぎを計算する音響分析の指標です。
機器を用いた客観的評価です。
3:× 最長発声持続時間は、母音をどれだけ長く出せるかを測る検査です。
空気力学的な機能の客観的評価です。
4:○ VHI(Voice Handicap Index)は、患者本人が記入する質問紙です。
声の問題が日常生活にどれほど支障をきたしているかを、機能、身体、感情の側面から評価します。
5:× サウンドスペクトログラフィは、声を周波数と時間の図に表す音響分析です。
機器を用いた客観的評価です。
【ポイント】
音声の評価は、聴覚心理的評価、音響分析、空気力学的検査、喉頭の観察、自覚的評価を組み合わせて行います。
【用語】
自覚的評価法:患者本人が自分の症状や困りごとを評価する方法である。
VHI(Voice Handicap Index):声のハンディキャップ指数ともいい、声の問題による生活上の支障を本人が質問紙で答える自己評価尺度である。
PPQ(周期変動指数):声の基本周期のゆらぎを調べる音響分析の指標である。
サウンドスペクトログラフィ:音を周波数と時間に分けて、図として表す音響分析の方法である。