正答2
解説
正解は2です。
この問題は流暢性尺度に含まれないものを選ぶので、○ が答えです。
ボストン失語症診断検査(BDAE)では、会話の発話特徴を評定尺度で評価し、流暢性を判断します。
【選択肢別解説】
1:× 句の長さは流暢性尺度の項目です。
途切れずに話せる語のまとまりの長さを評価します。
2:○ 「努力性」という項目は流暢性尺度に含まれません。
発話のなめらかさは「構音の能力(構音の敏捷性)」として評価されます。
3:× 喚語は流暢性尺度の項目です。
内容のある語をどれだけ思い出して使えるかを評価します。
4:× 文法的形態は流暢性尺度の項目です。
文法的な構造の多様さや、助詞などの機能語の使用を評価します。
5:× 錯語は流暢性尺度の項目です。
自発話の中で語や音を誤る頻度を評価します。
【ポイント】
BDAEの発話特徴の評定には、メロディー、句の長さ、構音の能力、文法的形態、錯語、喚語が含まれます。
非流暢か流暢かの判断は失語症タイプ分類の第一歩です。
【用語】
ボストン失語症診断検査:失語症の症状を詳しく調べ、失語症のタイプ分類に役立てる包括的な検査である。
流暢性尺度:会話の中で、発話がなめらかに流れるかどうかを評価する尺度である。
句の長さ:途切れずに話せる語のまとまりの長さを指し、流暢性の評価項目の一つである。
錯語:言おうとした語を別の音や語で誤って言ってしまう症状である。