正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ICF(国際生活機能分類)の構成要素の分類を問う問題です。
ICFは心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子、個人因子で生活機能をとらえます。
【選択肢別解説】
1:× 年齢は個人因子に含まれ、記述は正しいです。
個人因子には年齢、性別、生活歴、性格などが含まれます。
2:× 公式正答では、この記述は誤りの肢とされていません。
ただしICFでは、腕という部位の形態は身体構造に、痛みの感覚は心身機能に分類されます。
記述どおりに読むと疑問が残るため、痛みは「心身機能」の項目と覚えておくのが安全です。
3:× 調理は活動に含まれ、記述は正しいです。
活動とは個人が課題や行為を遂行することで、家事もこれに含まれます。
4:× 公式正答では、この記述は誤りの肢とされていません。
ストレスによる不安や緊張などの心理的な反応は、精神機能として心身機能の側面に位置づけられます。
なお、ストレスへの対処という行為は「活動」の項目に分類されます。
5:○ ライフスタイルは環境因子ではなく個人因子に含まれます。
個人因子は生活習慣や生き方など、その人に固有の背景を指します。
環境因子は、物的環境、人的環境、社会制度など、その人を取り巻く外部の要因です。
【ポイント】
ICFの背景因子は環境因子と個人因子の2つです。
個人の内側にあるもの(年齢、生活様式、性格)は個人因子、外側にあるもの(家族、建物、制度)は環境因子と整理します。
【用語】
ICF(国際生活機能分類):人の生活機能を、心身機能・身体構造、活動、参加などの要素と背景因子で整理する分類である。
個人因子:年齢、性別、生活歴、性格など、その人に固有の背景因子である。
環境因子:物的環境、人的環境、社会制度など、生活機能に影響する外的な背景因子である。
身体構造:ICFで、器官や四肢など体の解剖学的な部分を指す構成要素である。