正答4
解説
正解は4です。
「食べさせられた」は、動詞「食べる」に使役の「させる」と受身の「られる」が続いた使役受身の形です。
下線部の「られる」がどの働きをしているかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 使役の働きは「させ」の部分が担っています。
「られる」の働きは使役ではありません。
2:× 可能の意味なら「食べることができた」と言い換えられますが、文意に合いません。
3:× 尊敬の意味なら主語を高める表現になりますが、この文は花子を高めていません。
4:○ 「られる」は受身の働きをしています。
太郎が花子にご飯を食べさせ、その行為を花子が受けたことを表しています。
「太郎に」という動作主が「に」で示されているのも受身の特徴です。
5:× 自発は「思い出される」のように自然にそうなることを表す用法です。
この文には当てはまりません。
【ポイント】
助動詞「れる・られる」には、受身、可能、尊敬、自発の4つの用法があります。
使役受身では、本人の意思に反して行為をさせられたという意味合いが加わります。
【用語】
受身:動作を受ける側を主語にして述べる文法機能で、「れる」「られる」で表す。
使役:他者にある動作をさせることを表す文法機能で、「せる」「させる」で表す。
自発:意志とは関係なく、自然にそうなることを表す文法機能である。
尊敬:動作をする人への敬意を表す文法機能で、「れる」「られる」で表される場合がある。