正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
歯周病の危険因子と病態を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 糖尿病患者では歯周病の有病率が高く、記述は正しいです。
感染への抵抗力の低下などが関係し、両者は互いに悪化させ合います。
2:× 喫煙は歯周病の大きな危険因子で、記述は正しいです。
歯肉の血流が低下し、症状が進んでも出血しにくく発見が遅れます。
3:× 歯周病は成人が永久歯を失う主な原因で、記述は正しいです。
4:× 歯周病は若年期にも発症し、記述は正しいです。
侵襲性歯周炎は若い人に急速な骨破壊を起こします。
5:○ 歯周ポケットは浅いのではなく、深くなります。
炎症で歯と歯肉の付着が失われ、歯槽骨が吸収されるためです。
【ポイント】
歯周ポケットの深さの測定は、歯周病の進行度を評価する基本的な検査です。
歯周病は誤嚥性肺炎とも関係し、口腔ケアの重要性につながります。
【用語】
歯周病:歯を支える歯肉や歯槽骨などの組織が、歯垢中の細菌により炎症を起こして壊れていく疾患である。
歯周ポケット:歯と歯肉の間にできる溝で、歯周病が進むと深くなる。
永久歯:乳歯が抜けた後に生え変わる歯で、成人では原則として全部で28〜32本ある。