正答4
解説
正解は4です。
レビー小体型認知症の症状を問う問題です。
この問題はみられないものを選ぶので、○ が答え(みられないもの)です。
レビー小体型認知症では、認知機能の変動、具体的な幻視、パーキンソニズム、レム睡眠行動障害が中核的な特徴です。
【選択肢別解説】
1:× レビー小体型認知症では、早期から視空間認知や視覚構成の障害が目立ちます。
図形の模写などが苦手になるので、みられる症状です。
2:× 人や小動物が見えるといった、繰り返し現れる具体的な幻視は、中核的な特徴です。
3:× 幻視に関連した妄想や、人や場所を取り違える誤認妄想がみられます。
4:○ 常同行動は、毎日同じ時間に同じ行動を繰り返すもので、前頭側頭型認知症の特徴です。
レビー小体型認知症の特徴的な症状ではありません。
5:× 記憶障害もみられます。
ただし初期にはアルツハイマー型認知症ほど目立たないことが多いです。
【ポイント】
常同行動、脱抑制、食行動の変化は前頭側頭型認知症の特徴です。
レビー小体型認知症は、幻視とパーキンソニズムと認知の変動の3つをまず押さえましょう。
【用語】
レビー小体型認知症:幻視やパーキンソニズム、認知の変動を特徴とする変性性の認知症である。
幻視:実際にはないものが見える症状で、人や動物がありありと見えることが多い。
視覚構成障害:図形を写したり組み立てたりする視空間の構成が難しくなる障害である。
常同行動:同じ行動を状況にかかわらず繰り返す症状で、前頭側頭型認知症にみられる。