正答5
解説
正解は5です。
高血圧の治療法を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤ったもの)です。
高血圧の治療は、生活習慣の修正と薬物療法を組み合わせて行います。
【選択肢別解説】
1:× 食塩の摂りすぎは循環血液量を増やし、血圧を上げます。
減塩は生活習慣の修正の基本であり、治療として正しいです。
2:× 有酸素運動を継続すると血圧が下がります。
運動は生活習慣の修正として推奨されています。
3:× カルシウム拮抗薬やACE阻害薬などの降圧薬は、高血圧治療の中心です。
治療として正しいです。
4:× 利尿薬は体内のナトリウムと水分を減らして血圧を下げます。
降圧薬の一つとして用いられます。
5:○ 副腎皮質ホルモン(ステロイド)はナトリウムと水の貯留を起こし、血圧を上げる副作用があります。
高血圧の治療には用いないので誤りです。
【ポイント】
ステロイドの長期使用やクッシング症候群は、二次性高血圧の原因になります。
高血圧治療ではまず減塩、減量、運動、節酒、禁煙などの生活習慣の修正を行います。
【用語】
降圧薬:血圧を下げる目的で用いる薬の総称で、複数の種類がある。
副腎皮質ホルモン:副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、薬としても炎症の抑制に用いる。
利尿薬:尿の量を増やして体内の水分や塩分を減らし、血圧を下げる薬である。
減塩食:食事から摂る食塩の量を減らした食事で、血圧の管理に用いられる。