正答5
解説
正解は5です。
リハビリテーションで使う評価法と、その評価項目の対応を問う問題です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
Barthel Index(バーセルインデックス)は基本的ADL(日常生活動作)の評価法で、排便・排尿のコントロールやトイレ動作が項目に含まれます。
2:× 正しい組み合わせです。
IADL(手段的日常生活動作)評価法は、買い物・食事の準備・金銭管理など、より複雑な生活活動を評価します。
3:× 正しい組み合わせです。
FIM(機能的自立度評価法)は運動項目と認知項目からなり、認知項目に社会的交流が含まれます。
4:× 正しい組み合わせです。
HDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)には、数字を逆から言う数字の逆唱が含まれます。
5:○ 誤った組み合わせです。
SF-36は健康関連QOL(生活の質)を本人の回答で評価する質問紙で、握力は測定しません。
握力は握力計(ハンドダイナモメーター)で測ります。
【ポイント】
基本的ADLはBarthel IndexとFIM、手段的ADLはIADL評価、QOLはSF-36という整理が基本です。
FIMは「している」ADLを評価し、認知項目を含む点が特徴です。
【用語】
Barthel Index:食事、排泄、移動などの基本的な日常生活動作の自立度を点数化して評価する指標である。
IADL(手段的ADL):買い物、調理、金銭管理など、日常生活より一段高度な生活活動を指す。
FIM:運動項目と認知項目から日常生活の自立度を7段階で評価する機能的自立度評価法である。
HDS-R:改訂長谷川式簡易知能評価スケールで、認知症のスクリーニングに用いる検査である。
SF-36:健康に関連した生活の質を、8つの下位尺度で測る質問紙である。