正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
ひらがなを習得していない言語発達障害児に、文字単語と絵の結びつきを教える際の最初の語彙の選び方を問う問題です。
最初は、文字の形の手がかりで語を区別しやすい組み合わせを選びます。
【選択肢別解説】
1:○ 適切です。
「め」「き」「は」はいずれも1文字の語で、文字の形がそれぞれ異なるため、1つの文字と1つの絵を対応させやすい組み合わせです。
2:× 不適切です。
「あか」「あし」「あお」はすべて同じ「あ」で始まる2文字語で、語頭の文字を手がかりに区別できず混同しやすくなります。
3:× 不適切です。
「いぬ」「ねこ」「うま」はすべて同じ2文字語で、文字数の違いを手がかりにできないため、最初の導入としては区別が難しくなります。
4:○ 適切です。
「て」「くつ」「あいす」は1文字・2文字・3文字と文字数が異なり、語の長さを手がかりに区別できるうえ、身近で絵にしやすい語です。
5:× 不適切です。
「すいか」「にわとり」「ひこうき」は3〜4文字の長い語で、最初の導入には負担が大きくなります。
【ポイント】
文字単語の導入は、短い語、文字数の異なる語、語頭が異なる語、身近な語から始めます。
文字の全体の形で区別できる段階から、1文字ずつの読みへ進めます。
【用語】
結合学習:文字単語と絵のように、2つのものを対応づけて覚える学習を指す。
文字単語:1文字または複数の文字で書かれた語のことで、絵や音声と結びつけて学ぶ対象となる。
言語発達障害:聴覚や知的な障害などの明らかな原因がなく、言葉の発達が遅れる障害である。