正答4
解説
正解は4です。
大脳の一次感覚野・運動野がどの面にあるかを問う問題です。
大脳の内側面は左右の半球が向き合う面で、外側面とは区別されます。
【選択肢別解説】
1:× 誤りです。
一次運動野は中心前回にあり、大部分は大脳の外側面に位置します。
下肢の領域だけが内側面(中心傍小葉)に及びます。
2:× 誤りです。
一次聴覚野は側頭葉上面の横側頭回(ヘシュル回)にあり、外側溝の中に位置します。
3:× 誤りです。
二次聴覚野は一次聴覚野の周囲から上側頭回にあり、外側面寄りに位置します。
4:○ 正しい選択です。
一次視覚野は後頭葉内側面の鳥距溝の周囲にあり、大部分が内側面に位置します。
5:× 誤りです。
一次体性感覚野は中心後回にあり、大部分は外側面に位置します。
【ポイント】
一次視覚野は鳥距溝、一次聴覚野は横側頭回、一次運動野は中心前回、一次体性感覚野は中心後回と対応させて覚えます。
後大脳動脈の梗塞で一次視覚野が障害されると同名半盲が起こります。
【用語】
一次視覚野:後頭葉にある、目から入った視覚情報を最初に受け取る大脳皮質の領域である。
一次聴覚野:側頭葉の横側頭回にある、耳から入った音の情報を最初に受け取る大脳皮質の領域である。
一次体性感覚野:中心後回にあり、触覚や痛みなどの体の感覚を最初に受け取る大脳皮質の領域である。
一次運動野:中心前回にあり、随意運動の指令を筋肉へ送り出す大脳皮質の領域である。
鳥距溝:後頭葉の内側面を前後に走る溝で、その周囲の皮質に一次視覚野がある。