正答1
解説
正解は1です。
2項述語は、主語のほかにもう1つの名詞句(補語)を必要とする述語です。
例えば「私は犬が怖い」では「私」と「犬」の2項をとります。
【選択肢別解説】
1:○ 「遅い」は「電車が遅い」のように主語1つで文が成り立つ1項述語です。
2項の形容詞述語としては用いられません。
2:× 「強い」は「太郎は寒さに強い」のように、主語と「〜に」の補語をとる2項述語として用いられます。
3:× 「怖い」は「私は犬が怖い」のように、感じる人と対象の2項をとる感情形容詞です。
4:× 「不便だ」は「この町は買い物に不便だ」のように、「〜に」の補語をとる2項述語として用いられます。
5:× 「好きだ」は「花子は猫が好きだ」のように、好む人と対象の2項をとります。
【ポイント】
感情・感覚を表す形容詞(怖い・好きだ・欲しいなど)は、経験者と対象の2項をとるのが典型です。
「〜に強い・〜に弱い」のような評価の形容詞も2項になります。
【用語】
1項述語:主語となる名詞句ひとつだけを必要として文が成り立つ述語である。
補語:述語の意味を完成させるために必要な、主語以外の名詞句などの文の成分である。
感情形容詞:怖い・嬉しいなど感情や感覚を表す形容詞で、感じる人と対象をとる。
名詞句:名詞を中心にまとまった語の連なりで、文中で主語や補語などになる。
2項述語:主語のほかにもう1つの名詞句を必要とする述語のことで、二つの項をとる。