正答4
解説
正解は4です。
愛着(アタッチメント)は、乳児が特定の養育者との間に結ぶ情緒的な絆です。
発達心理学の研究者と主な業績の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× トマセロは、共同注意や意図の共有を軸に、ヒトの言語やコミュニケーションの起源を研究した研究者です。
2:× ブルーナーは、大人の足場かけ(スキャフォールディング)や言語獲得援助システム(LASS)を提唱しました。
3:× トレヴァーセンは、乳児と養育者のやりとりにみられる第一次・第二次間主観性を提唱しました。
4:○ ボウルビィは、乳児が養育者に接近し安心を得ようとする行動を愛着と名づけ、愛着理論を提唱しました。
5:× ロスバートは、乳児の気質(反応性と自己制御)の研究で知られる研究者です。
【ポイント】
愛着の型(安定型・回避型・アンビバレント型)をストレンジ・シチュエーション法で分類したのは、ボウルビィの共同研究者エインズワースです。
【用語】
共同注意:他者と同じ対象に注意を向け、その対象を介して関心を共有する働きで、乳児期後半に発達する。
足場かけ:大人が子どもの力に合わせて手助けし、自力でできるようになるにつれて支援を減らしていく関わりである。
間主観性:他者と互いの気持ちや関心を共有しあう心の状態で、乳児と養育者のやりとりに現れる。
気質:生まれつきの感情反応の特徴や行動の傾向で、パーソナリティの土台となる個人差である。