正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ビネー式とウェクスラー式の知能検査の特徴を比べる問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
ウェクスラー式では、同年齢集団の平均を100、標準偏差を15とした偏差知能指数(DIQ)を求めます。
2:× 記述は正しいです。
ビネー式は、問題を年齢ごとの難易度で並べた年齢尺度を用いて精神年齢を求めます。
3:○ 記述が誤りです。
田中ビネー知能検査Ⅴは2歳から成人まで適用でき、成人にも使用できます。
4:× 記述は正しいです。
出題当時のWAIS-Ⅲでは、全検査IQ・言語性IQ・動作性IQの3つのIQを算出しました。
5:× 記述は正しいです。
幼児を対象としたウェクスラー式知能検査としてWPPSIがあります。
【ポイント】
ウェクスラー式は幼児用WPPSI・児童用WISC・成人用WAISの3種があります。
なお、2018年刊行の日本版WAIS-Ⅳでは言語性IQ・動作性IQは廃止され、4つの指標得点で評価します。
【用語】
偏差知能指数:同じ年齢集団の中での相対的な位置を示す知能指数で、平均を100とした標準得点で表す。
精神年齢:知能検査の結果から、どの年齢の子どもの知能水準に相当するかを示した年齢である。
WAIS:ウェクスラー成人知能検査の略で、成人を対象に偏差知能指数を用いて知的能力を評価する個別式検査である。
WPPSI:ウェクスラー式幼児用知能検査の略称で、就学前後の幼児を対象とした個別式の知能検査である。