正答1
解説
正解は1です。
学習と記憶に関する心理学用語の意味を問う問題です。
学習直後より時間をおいた方が再生成績がよくなる現象の名称が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ レミニセンスは、学習直後より一定時間後の方が記憶の再生成績がよくなる現象です。
学習中の疲労や干渉が時間とともに解消されるためと考えられています。
2:× プラトーは記憶の再生成績が向上する現象ではありません。
学習の途中で進歩が一時的に止まり、成績が横ばいになる時期のことです。
3:× プライミングは時間経過による再生成績の向上ではありません。
先に受けた刺激が、後の刺激の処理を無意識に促進する現象です。
4:× レディネスは記憶の現象ではありません。
学習が成立するために必要な心身の準備状態のことです。
5:× レスポンデントは記憶の現象ではありません。
古典的条件づけで、特定の刺激によって誘発される反応のことです。
【ポイント】
レミニセンスの反対に、時間とともに記憶が失われる過程はエビングハウスの忘却曲線で示されます。
学習曲線の停滞がプラトー、学習の準備状態がレディネスと区別します。
【用語】
レミニセンス:学習した直後よりも、しばらく時間をおいたほうが記憶の再生成績が高くなる現象である。
プライミング:先に見聞きした刺激が、後の処理に無意識のうちに影響を与える現象である。
レディネス:学習が成立するために必要な、心身の発達や準備の状態を指す。
プラトー:学習の途中で成績が伸び悩み、横ばいになる時期を指す。
レスポンデント:特定の刺激によって誘発される反応のことで、古典的条件づけで扱われる。