正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
この問題は小児の構音障害の評価に用いないものを選ぶので、○ が答え(評価に用いないもの)です。
小児の構音障害の評価では、口腔器官の形態と運動、鼻咽腔閉鎖機能などを調べます。
評価に用いる器具と、治療に用いる装置や他の障害の検査機器を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 鼻息鏡は、発話時に鼻孔の下に当てて呼気の鼻漏出を調べる器具です。
鼻咽腔閉鎖機能の評価に用います。
2:× 舌圧子は、舌を押さえて口腔内や軟口蓋の挙上を観察するための器具です。
口腔器官の評価に用います。
3:× 鼻咽腔内視鏡は、鼻から内視鏡を挿入して、発話時の鼻咽腔の閉鎖の様子を直接観察する検査です。
構音障害の評価に用います。
4:○ ストロボスコピーは、発声時の声帯振動を観察する検査で、主に音声障害の評価に用います。
小児の構音障害の評価には用いません。
5:○ スピーチエイドは、鼻咽腔閉鎖機能を補うために口腔内に装着する補綴装置です。
評価ではなく治療に用いるものです。
【ポイント】
鼻咽腔閉鎖機能の評価には、鼻息鏡、ブローイング検査、鼻咽腔内視鏡、側方頭部X線規格写真などが用いられます。
スピーチエイドや軟口蓋挙上装置(PLP)は、評価の結果をもとに選択する治療装置です。
【用語】
鼻息鏡:鼻の下に当てて呼気の鼻漏出を曇りで調べる器具である。
舌圧子:口腔内を観察するときに、舌を押さえるために使う道具である。
鼻咽腔内視鏡:鼻から入れて、鼻咽腔の閉鎖の様子を観察する内視鏡である。
ストロボスコピー:声帯の振動を見かけ上ゆっくりにして観察する検査である。
スピーチエイド:鼻咽腔閉鎖機能を補うために口腔内に装着する補綴装置で、発話時の息の鼻漏れを減らす。