正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
日本語には、否定の形とだけ一緒に使われる語(否定極性表現)があります。
それぞれの語を肯定文と否定文に入れて、自然に使えるかどうかを確かめます。
【選択肢別解説】
1:× 「誰でも食べる」は自然ですが、「誰でも食べない」は不自然で、通常は「誰も食べない」と言います。
肯定形との共起が基本です。
2:× 「何も食べない」は自然ですが、「何も食べる」とは言えません。
「何も」は否定形とだけ共起します。
3:○ 「みんな食べる」も「みんな食べない」も自然に言えます。
肯定形とも否定形とも共起します。
4:○ 「パンだけ食べる」も「パンだけ食べない」も自然に言えます。
肯定形とも否定形とも共起します。
5:× 「パンしか食べない」は自然ですが、「パンしか食べる」とは言えません。
「しか」は否定形とだけ共起します。
【ポイント】
「しか〜ない」「何も〜ない」「決して〜ない」のように、否定とセットで使われる表現は否定極性表現と呼ばれます。
「だけ」と「しか」は意味が近くても、否定との共起の点で異なることがよく問われます。
【用語】
共起:ある語が文中で特定の語や表現と一緒に用いられることである。
肯定形:打ち消しを含まない、ふつうの言い方の形を指し、否定形と対になる用語である。
否定形:動詞などに「ない」が付いた、打ち消しを表す形である。
否定極性表現:「しか」「何も」のように、否定の形とだけ一緒に用いられる表現である。