⑭で示す部分の配線工事に必要なケーブルは。
ただし,心線数は最少とする。
なお,屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
正答3
解説
配線の線条数を求める問題は、次の4つの手順で考えます。
これは心線数を答える問題、適切なケーブルを写真から選ぶ問題で共通の解法です。
複線図を描く必要はありません。
配線が電源(非接地側)線とスイッチ・コンセントをつなぐ場合、電源線(黒線)を1本加える配線の先に負荷がある場合、接地側の線(白線)を1本加える配線がスイッチと負荷をつなぐ場合、リンクごとに1本加える配線が3路スイッチ同士、または3路スイッチと4路スイッチをつなぐ場合、リンクごとに2本加える。
ただし、3路スイッチはどちらに電源線を接続するかによって、最少本数に違いが出る場合がある⑭部分の立上りは2階階段入口の引下げにつながっています。
電源ⓒと⑭部分の周辺配線を見ると、1階と地下1階に3路スイッチ●アがあることが確認できます。
本問のように3路スイッチがある場合、通常は手前側に電源をつなぎます。
例外的に次の2つの条件を両方満たすときに限り、奥側につなぐ(心線数を減らせる)と考えましょう。
手前側のみに対象の3路スイッチで点滅する器具がある奥側に電源からの電圧線を必要とする器具がある本問では手前側・奥側の両方に負荷アがあり❶を満たしません。
よって、電源からの電圧線は手前(1階)の3路スイッチにつなぎます。
上記の手順で電線数を検討すると、以下のようになります。
配線の先には3路スイッチがありますが、これは1階の3路スイッチとつながります。
直接電源線とつながるスイッチはないので、電源線は不要です。
配線の先には蛍光灯があるので、接地側の線が1本必要です。
地下1階の3路スイッチアと階段灯アをつなぐ配線部分となるので、プラス1本します。
●アの3路スイッチ同士をつなぐ線が必要なので、プラス2本します。
合計は「1+1+2=4本」です。
したがって心線数が4本である[ハ]が適切です。