Aさん(78歳、男性)は、2年前に妻を病気で亡くし、一人暮らしをしていた。
その後、Aさんは脳卒中で入院し、右半身に麻痺がある状態で退院するに当たり、要介護2の認定を受けた。
本人の意向では、自宅で暮らし、訪問介護は利用したいが、通所のサービスは利用したくないとのことだった。
その理由は、知り合いに今の姿を見られたくないことに加えて、妻を亡くした悲しみから同年代の夫婦を見るとつらくなるということだった。
その時点における介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3・4。
1:× 本人の意向を尊重しつつも、訪問介護以外は利用しないと決め込むのは不適切で、本人に資する他のサービスも提案すべきである。
2:× 自宅で暮らしたいという本人の意向に反し、居住系サービスへの移行を説得するのは不適切である。
3:○ 在宅生活の継続には機能回復が重要であり、通所を避けたい本人には訪問リハビリテーションの利用を勧めることが適切である。
4:○ 右半身麻痺の状態に応じて福祉用具や住宅改修で住環境を整えることは、在宅生活の安全と自立に資する適切な対応である。
5:× 同年代の夫婦を見るのがつらいという心情を考えると、高齢者サロンへ誘ってもらうのは現時点では本人の意向に沿わず不適切である。