正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない記述)です。
発火温度(着火温度)・発熱量の定義と、発熱量の測定方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
発火温度(着火温度)とは、燃料を空気中で加熱したとき、他から点火しなくても自然に燃え始める最低の温度です。
2:○ 適切でない記述です。
着火温度は、酸化反応で発生する熱量と外部へ放散する熱量の「合計」で決まるのではありません。
発生する熱量が放散する熱量を上回るかどうかという、両者の釣り合い(大小関係)によって決まります。
3:× 適切な記述です。
燃焼で生じた水分と燃料中の水分が蒸気になると、蒸発潜熱が消費されます。
この蒸発潜熱分を含めた発熱量が高発熱量(総発熱量)です。
4:× 適切な記述です。
高発熱量と低発熱量の差は水分の蒸発潜熱なので、燃料中の水素と水分の量で決まります。
5:× 適切な記述です。
固体燃料と液体燃料の発熱量は断熱熱量計で測定し、その測定値は高発熱量です。
気体燃料はユンカース式熱量計で測定します。
【ポイント】
低発熱量(真発熱量)は、高発熱量から水分の蒸発潜熱を差し引いた値です。
ボイラー効率の計算には、一般に低発熱量を使います。