正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
炉筒煙管ボイラーは、胴の中に炉筒と煙管群を組み込んだ内だき式のボイラーです。
後部煙室の位置によって、ウェットバック式とドライバック式に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
炉筒煙管ボイラーは、一般に径の大きい波形炉筒1本と煙管群を組み合わせた構造です。
2:○ 誤った記述です。
ウェットバック式とドライバック式の説明が入れ替わっています。
正しくは、後部煙室を胴の内部に置き、その周囲を水で囲んだ構造がウェットバック式です。
後部煙室を胴の後部鏡板の外に置いた構造がドライバック式です。
3:× 適切な記述です。
ドライバック式は後部煙室が胴の外にあり、炉筒後部と後部鏡板のつなぎ方によって構造が分かれます。
公式正答では、炉筒後部を鏡板に直接つないだものと、炉筒後面と鏡板を煙管群でつないだものがあるとする記述は適切とされています。
4:× 適切な記述です。
戻り燃焼方式では、燃焼ガスが炉筒の前部から後部へ流れ、後部で反転して前方に戻ります。
燃焼効率を高めるための方式です。
5:× 適切な記述です。
エコノマイザや空気予熱器で排ガスの熱を回収することで、ボイラー効率が90%以上に達するものがあります。
【ポイント】
ウェット(wet)は「水に囲まれる」、ドライ(dry)は「水に囲まれない」という言葉の意味で覚えると取り違えません。
ウェットバック式は後部煙室が胴の中、ドライバック式は胴の外です。