正答2
解説
正解は2です。
水位制御器(熱膨張管式・電極式・フロート式)の点検と整備を問う問題です。
それぞれの検出方式に応じた点検の目的を理解する必要があります。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
熱膨張管式水位調整装置の熱膨張管の水側は、スラッジなどがたまりやすい部分です。
1日に1回以上ドレン弁を開いてブローします。
2:○ 誤りです。
電極式水位検出器のブローは、水の純度を高く維持するためではなく、純度が高くなるのを防ぐために行います。
検出筒内で蒸気が凝縮すると水の純度が上がって電気伝導率が下がり、水位を検出できなくなるからです。
3:× 記述は正しいです。
電極棒の表面が汚れると電流が流れにくくなり、誤作動の原因になります。
分解・掃除の際には、目の細かいサンドペーパーで電極棒を磨きます。
4:× 記述は正しいです。
フロート式水位検出器は、6〜12か月に1回程度フロート室を分解します。
フロート室内のスラッジやスケールを除去し、フロートの動きを確保します。
5:× 記述は正しいです。
マイクロスイッチ端子間の電気抵抗をテスターで測り、閉のときはゼロ、開のときは無限大であることを確認します。
【ポイント】
電極式は「水の純度が上がると電気伝導率が下がり検出不能になる」ため、1日1回以上ブローします。
「純度を高く保つ」ではなく「純度の上昇を防ぐ」と覚えましょう。