正答2
解説
正解は2です。
空気比の定義と、空気比が過小・過大のときの影響を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
空気比は、理論空気量に対する実際空気量の比です。
理論空気量をA₀、実際空気量をA、空気比をmとすると、A=mA₀となります。
2:○ 誤った記述です。
液体燃料の空気比の概略値は、1.3〜1.5ではなく1.05〜1.3程度です。
微粉炭も1.15〜1.3程度で、1.45〜1.6ほど大きくはありません。
空気比がこれほど大きいと、排ガスが持ち去る熱が増えて効率が下がります。
3:× 正しい記述です。
空気比が小さすぎると、酸素が足りずに不完全燃焼になります。
その結果、黒煙が出たり燃焼効率が下がったりします。
4:× 正しい記述です。
空気比が大きすぎると、余分な空気を加熱するため燃焼温度が下がります。
また排ガス量が増え、排ガス熱損失が大きくなります。
5:× 正しい記述です。
燃焼ガス中のCO₂の最大値は燃料の種類によって変わります。
O₂濃度と空気比の関係は燃料の種類にあまり左右されないので、O₂で判定する方が合理的です。
【ポイント】
空気比は「気体<液体<固体」の順に大きくなります。
液体燃料は1.05〜1.3程度と、1に近い値で燃やすのが基本です。