正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
鋼製ボイラーに取り付ける温度計・圧力計・水高計の要件は、ボイラー構造規格第66条〜第68条に定められています。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
ボイラー構造規格第68条第2項では、温水ボイラーにはボイラーの出口付近における温水の温度を表示する温度計を取り付けることとされ、最高使用圧力による除外はありません。
「最高使用圧力が0.3MPa以下のものを除き」とする点が誤りです。
2:× 正しい記述です。
第67条により、温水ボイラーの水高計は、コックまたは弁の開閉状況を容易に知ることができるようにしなければなりません。
誤って閉じたまま使用すると、圧力が正しく表示されないためです。
3:× 正しい記述です。
同じく第67条により、温水ボイラーの水高計の目盛盤の最大指度は、最高使用圧力の1.5倍以上3倍以下の圧力を示す指度とします。
これは第66条の蒸気ボイラーの圧力計と同じ基準です。
4:× 正しい記述です。
第68条第1項により、過熱器を持つ蒸気ボイラーには、過熱器の出口付近における蒸気の温度を表示する温度計を取り付けなければなりません。
過熱蒸気の温度が設計温度を超えないように監視するためです。
5:× 正しい記述です。
第66条第1項第1号により、蒸気ボイラーの圧力計は、蒸気が直接入らないようにしなければなりません。
ブルドン管に高温の蒸気が入ると変形や誤差の原因になるため、サイホン管などを用います。
【ポイント】
「温水ボイラーの出口付近の温度計」「過熱器の出口付近の温度計」は、いずれも圧力などの条件なしに取付けが必要です。
目盛盤の最大指度「最高使用圧力の1.5倍以上3倍以下」は、圧力計と水高計に共通する数値です。