正答1
解説
正解は1です。
散布式ストーカ、流動層燃焼装置、微粉炭の供給方式とバーナなど、石炭の燃焼装置を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤りです。
散布式ストーカでは、大粒径の石炭は慣性が大きいので遠方に、小粒径の石炭は近くに散布されます。
火格子は遠方から近くへ移動するので、遠くに落ちた大粒径の石炭ほど長く火格子上にとどまります。
その結果、大粒径の石炭に多くの燃焼時間が与えられます。
2:× 記述は正しいです。
バブリング形流動層燃焼装置は、水冷壁で囲まれた燃焼室、底部の風箱及び空気分散板から成っています。
分散板から吹き込む空気で、石炭と砂などの層を流動させて燃焼させます。
3:× 記述は正しいです。
直接式微粉炭供給方式は、微粉炭機で粉砕した微粉炭をそのままバーナへ送ります。
微粉炭機が故障すると運転に影響するので、油やガスなどのバックアップ燃料を考えておく必要があります。
4:× 記述は正しいです。
貯蔵式微粉炭供給方式は、微粉炭をいったん貯槽に集めてからバーナへ送ります。
バーナの負荷が変動しても、微粉炭機を最高効率で運転できます。
5:× 記述は正しいです。
微粉炭バーナは、微粉炭を一次空気と予混合して炉内に噴出させます。
二次空気はバーナの周囲から噴出させ、燃焼を完結させます。
【ポイント】
散布式ストーカは「大粒は遠く、小粒は近く」に落ち、火格子は「遠くから近く」へ動きます。
直接式は設備が簡単な代わりに微粉炭機の故障に弱く、貯蔵式は貯槽などの附帯設備が必要です。