正答4
解説
正解は4です。
ばね安全弁の調整方法・分類と、安全弁の排気管や取付管台の要件を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
吹出し圧力は、調整ボルトでばねが弁体を押し付ける力を変えて調整します。
ボルトを締めると吹出し圧力が上がり、緩めると下がります。
2:× 記述は正しいです。
安全弁は、蒸気流量を制限する構造によって揚程式と全量式に分類されます。
3:× 記述は正しいです。
全量式安全弁は、弁座流路面積がのど部の面積より大きくなるだけ弁が上がる構造です。
そのため吹出し面積はのど部の面積で決まります。
揚程式は、弁座流路面積で吹出し面積が決まります。
4:○ 誤りです。
安全弁箱や排気管の底部に設けるドレン抜きには、弁を取り付けてはいけません。
弁が閉じたままになるとドレンがたまり、安全弁の作動や排気を妨げるおそれがあるためです。
正しくは「弁を取り付けないドレン抜きを設ける」です。
5:× 記述は正しいです。
安全弁の取付管台の内径は、安全弁の入口径と同径以上とします。
管台が細いと流れが絞られ、所定の吹出し量が得られなくなるためです。
【ポイント】
吹出し面積は、全量式が「のど部の面積」、揚程式が「弁座流路面積」で決まります。
安全弁の排気系統のドレン抜きは「弁なし」で常に排水できる状態にしておきます。