正答1
解説
正解は1です。
ボイラーの自動制御に使われる温度検出器の原理と特徴を問う問題です。
バイメタル式、溶液密封式、測温抵抗体、熱電対の4種類が論点です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤りです。
バイメタル式は、熱膨張率の異なる2枚の金属板の曲がりで接点をオンオフする直動式の検出器です。
振動により誤差が出ることがある点は正しいものの、応答速度は速いのではなく遅いのが特徴です。
2:× 記述は正しいです。
溶液密封式は、感温体内の揮発性液体が温度変化で膨張・収縮する性質を利用します。
その変化をベローズなどに伝えて接点をオンオフします。
3:× 記述は正しいです。
保護管と感温体のすき間に空気があると、熱が伝わりにくくなります。
シリコングリスなどを入れて熱の伝わりを良くし、感度を高めます。
4:× 記述は正しいです。
測温抵抗体は、金属の電気抵抗が温度によって一定の割合で変わる性質を利用します。
使う金属には、抵抗変化が一定であることや温度係数が大きいことが求められます。
5:× 記述は正しいです。
熱電対は、2種類の異なる金属線の両端を接合した回路です。
両端に温度差があると、金属に固有の熱起電力が生じることを利用して温度を測ります。
【ポイント】
バイメタル式は「構造が簡単で安価だが、振動に弱く応答が遅い」と覚えます。
保護管にはシリコングリスなどを入れる、という取付け上の注意も頻出です。