正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ドラム水位制御には、検出する要素の数によって単要素式、二要素式、三要素式があります。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
水位が高すぎるとキャリオーバ、低すぎると過熱事故の原因になります。
水位制御の目的は、負荷が変動しても水位をできるだけ一定に保つことです。
2:× 記述は正しいです。
蒸気流量が増えるとドラム内の圧力が下がり、水中の気泡が膨張します。
そのため水位は一時的に上がり、その後下がります。
この特性を逆応答といいます。
3:○ 誤りです。
単要素式は、蒸気流量ではなく、ドラム水位だけを検出して給水量を調節する方式です。
水位に加えて蒸気流量を検出するのは二要素式です。
4:× 記述は正しいです。
三要素式は、ドラム水位、蒸気流量、給水流量の3つを検出して給水量を調節します。
逆応答や給水圧力の変動の影響を受けにくく、大容量ボイラーに用いられます。
5:× 記述は正しいです。
熱膨張管式水位調整装置は、熱膨張管の伸縮で給水調整弁を動かす装置です。
これには単要素式と二要素式があります。
【ポイント】
単要素式は水位、二要素式は水位と蒸気流量、三要素式は水位と蒸気流量と給水流量を検出します。
要素が増えるほど、負荷変動に対する制御性が良くなります。