問198-199 38歳女性。
アレルギー性鼻炎で近医を受診し、処方1による治療を受けていた。
しかし、薬剤師は処方1の薬剤の供給が不安定になったとの情報を得たため、医師と他剤への変更を検討し、処方1は処方2へ変更された。
なお、処方1の薬剤と処方2の薬剤は、添加剤が同じものを調剤した。
(処方1)
セチリジン塩酸塩錠10 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 就寝前 28日分
(処方2)
レボセチリジン塩酸塩錠5 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 就寝前 28日分
問198(実務)
変更後の処方2に関して薬剤師が患者に行う説明として、適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2。
セチリジンはR体とS体からなるラセミ体であり、レボセチリジンは主な薬理活性を担うR-エナンチオマーである。
セチリジン10 mgからレボセチリジン5 mgへの変更では、服用回数と服用時点はいずれも1日1回就寝前で同じであり、同等の効果が期待されるため、患者には処方2も処方1と同じ時点に服用するよう説明する。
副作用が必ず軽減するとはいえず、相互作用上の注意も基本的に共通する。
また、供給が安定しても、医師の同意なく元の処方へ戻すことはできない。