問316-317 87歳男性。
独居。
日常生活に不安があるとのことで、近所に住んでいる娘が相談のため健康サポート薬局を訪れた。
娘によると、男性の身体状態は比較的安定しているが、自宅は衣服が脱ぎっぱなしで、ゴミが散乱するなど以前より雑然としているとのこと。
さらに、薬の飲み忘れがあり、同じことを何度も繰り返し話す、受診日を忘れることがあるとのことだった。
1年ほど前に医師からは認知機能の低下が疑われると言われている。
現時点でこの男性は要介護認定(要支援を含む)を取得していない。
問317(法規・制度・倫理)
その後、父親の症状の悪化により家族の介護の負担が大きくなったため、薬剤師は家族に要介護認定の取得を提案することとした。
薬剤師が理解しておくべき認定取得の仕組みとして適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
要介護認定は、市区町村が実施するコンピューターによる一次判定と、保健・医療・福祉の学識経験者で構成される介護認定審査会による二次判定を経て最終的に認定される。
一次判定はコンピューター判定であり、二次判定である介護認定審査会が最終判定を行う(面接調査自体は認定調査員が一次判定前に実施する調査であり最終判定ではない)。
申請窓口は市区町村(の窓口や地域包括支援センター等)であり、かかりつけ医療機関ではない。
審査の際には主治医意見書が必須であり、医師の意見書は不要という記述は誤りである。