問196-197 学校薬剤師が授業中の教室の環境に係る検査を実施するため、中学校を訪れた。
この学校には冷暖房設備と機械換気設備が設置されている。
学校薬剤師は、検知管を接続した測定機器を用いて、2限目の授業が終了する直前に養護教諭立会いのもと、教室内で二酸化炭素濃度を測定した。
(測定結果)
二酸化炭素濃度:1,600 ppm
学校環境衛生基準:二酸化炭素濃度は1,500 ppm以下であることが望ましい。
問197(物理・化学・生物)
二酸化炭素の検出法とその原理に関連する記述のうち、正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3。
二酸化炭素は酸性のガスであり、検知管はアルカリ性の検知剤に吸収させ、生じたpH変化をpH指示薬の変色で読み取る比色法である。
また二酸化炭素は赤外吸収スペクトル法(NDIR)でも検出できるが、対称伸縮振動では双極子モーメントが変化しないため赤外不活性であり、水素炎イオン化検出器(FID)はC-H結合を持つ有機化合物を検出する原理のためCO2はほとんど応答しない。