正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5。
核・リソソーム・ミトコンドリアなど特定の細胞内小器官へ選択的に集積・蓄積する薬物(クロロキンなど)は、体内水分量をはるかに超えて体重1 kgあたり10 Lを超えるみかけの分布容積を示すことがある。
タンパク非結合形薬物は毛細血管壁を自由に通過できるため、定常状態では血漿中と組織間隙液中の非結合形濃度はほぼ等しくなる。
分布容積は体内薬物量と血漿中濃度を結びつける比例定数であり厳密な「平衡定数」ではなく、脂溶性薬物は加齢により体脂肪率が増加するため分布容積はむしろ増大する傾向にある。
また血漿タンパク結合率が高い薬物は血漿・血管内に留まりやすく分布容積は小さくなる(体内水分量よりむしろ血漿・細胞外液量に近い値をとる)。